こんにちは。愛知県豊川市で漢方相談をしています。くすりのミヤノの明子です。
今日は、糖質とアレルギーのおはなしをしたいと思います。
よろしくお願いします。
人類は農耕を始めてから現在までの時間を1パーセントととすると、狩猟採集をしていた時間が99パーセントなのだそうですね。
そのため私たちの体は、お米・小麦粉などの炭水化物(糖質)を摂取して血糖値が上昇した場合の対応が不得意で、一度に大量に摂取すると血糖値が急激に上がったり、急激に下がったり乱降下します。
炭水化物を大量にとると糖尿病を起こす前に「低血糖」という症状をおこします。
低血糖の症状を簡単に説明すると、
糖質を大量にとると食後に血糖値が急上昇します。するとインスリンが大量に分泌されます。そうすると大量に分泌されたインスリンによって、今度は血糖値が急降下します。→低血糖症
低血糖を起こすと今度は交感神経が興奮して血糖値を上げる様々なホルモンが分泌されます。
その中の一つに副腎から分泌される「糖質コルチコイド」があります。
糖質コルチコイドは抗炎症作用があり免疫の働きに関係しています。
このホルモンが、血糖値を上げるために頻繁に使われると、副腎が疲弊してしまいそのうちに分泌自体が減ってしまいます。
これの減少によって、アレルギーの症状が出たり、悪化したりします。
アレルギー症状にお悩みの方、炭水化物やスイーツの量を意識して減らしてみませんか?
食べてはいけない?と考えると実行するのがつらくなります。
食事のときは、サラダなどのお野菜から食べ始め、お肉やお魚などのメインを食べ、それからご飯。と順番を変えるだけでも炭水化物の摂取量が自然に減りますよ。
花粉症などアレルギーでお悩みの方、普段摂取している糖質の量を、ちょっと減らしてみてください。
不快な症状が楽になるかもしれません。
それでは、皆様の健康をお祈りしています。
花粉症・アレルギー性鼻炎・アトピー性皮膚炎・糖尿病・更年期障害・生理痛・高血圧・うつ病・
などでお悩みの方ご相談ください。
酵素ダイエット・ファスティングの指導もしています。
くすりのミヤノ
電話:0533-87-2010
宮野明子まで