タグ:絵画

こんにちは。愛知県豊川市で漢方相談をしています。くすりのミヤノの明子です。

先日、愛知県美術館で開催されている
「ピカソ・天才の秘密」を見に行ってきました。

十代のころに書いた作品も多数展示してあり、デッサンも完璧!表現力も完璧な作品を見ると

「努力して天才になったのではなく、天才に生まれて努力し続けた人、表現することへの情熱を燃やし続けた人」なんだな~と感じました。

ピカソは14歳で妹のコンチータをジフテリアで亡くしていて、
16才の時の「慈愛と科学」
(今、亡くなろうという人にお医者様とシスターが付き添っている絵)をかいています。
妹を亡くした経験が強烈で、それを作品にしたものなんだろうな・・・。と思いました。

その後も、親友がピストル自殺で突然この世を去ってしまい、その後
「青の時代」と言われる青い絵の作品をしばらく書き続けます。
ピカソは
「ガザジュマスのことを考えながら青い絵を描くようになった」といっています。

その後も恋人が死んでしまったり、人生、山あり谷あり。
いろいろあったようです。

波乱万丈なピカソの人生をたどりながら、絵画を鑑賞し、どうしてピカソがそのような作品を作るに至ったか?
自分なりにピカソの人生に想いを馳せながら鑑賞できて面白かったです。

興味がある方は、ぜひお出かけください。

ピカソの人生の道のりを絵画と一緒にたどれば、今後の人生ちょっとは気が楽に生きていけるかも?


こんにちは。今日は愛知県豊川市はとっても寒いです。雪が降っています。
寒い日が続いていますが、皆様はお元気でお過ごしでしょうか?

私は先日、名古屋ボストン美術館の華麗なるジャポニズム展を見に行ってきました。http://www.nagoya-boston.or.jp/

歌川広重や葛飾北斎の浮世絵・クロードモネやゴッホの絵画を鑑賞しながら近代美術の流れを理解することが出来て、とっても面白かったです。

私たちが見慣れている親しみがある近代美術は、日本の浮世絵・その他日本美術が影響を与えていたのですね。

与えていたのはクリムトの絵画などみても襖っぽいというか、屏風みたいだし(そう思いませんか?)知っていたのですが、あんなに全面的に影響を与えていたというか、日本美術の影響なくしては近代美術の表現は生まれなかった!(のだと思います。)ことは今回の展示で初めて知りました。

日本風のテイストをちょっと、取り入れてるだけかと思ってました。

でも、そうではないのです。

近代以前の絵画は、「キリストの誕生」みたいな宗教的なものか、王様や女王様など偉い人の肖像画、ビーナスの誕生みたいな神話が題材になっています。

浮世絵で取り上げられているような、「お母さんが子供に水浴びをさせているところ」「庶民が相撲を楽しんでいるところ」など、庶民の生活の1場面が切り取られて絵の題材になっている。

または、波や鳥や虫や草花が絵の題材になっていることがヨーロッパやアメリカの芸術家には凄くカルチャーショックだったようです。

日本の浮世絵・日本美術に触れたからこそ、モネの睡蓮は生まれたのです。
それ以前は、あんな、池に浮かんだ睡蓮を絵の題材にするという感性はヨーロッパにはなかったのです。

ドガの踊り子もエミールガレの植物や昆虫がモチーフになった美しいランプも日本人の感性の影響なくしては生まれなかったんだな~!と思うと、日本人ってすごい!!と感動しました。

日本人の感受性や、世界に先駆けて江戸時代に町民文化が花開き、日常を楽しみ、自然を愛で、豊かな生活を送っていたことを誇らしく感じました。

そして、芸術面でも日本がリーダーだったなんて感激しました。

皆さんもぜひ、名古屋ボストン美術館にお出かけください。

橋本コレクションが見たくて、東京まで行ってきました
 
 
4000年前の指輪から、数十年まえの指輪まで幅広い年代の指輪が展示されていました。
ココ・シャネルが身に着けていたカッコいい指輪もあれば、アメリカ兵が身につけていた服毒自殺用の指輪もありました。つかまって捕虜になりそうになった時に毒を飲んで死ぬための指輪だそうです。
 
生んですぐになくなった子供の髪の毛を埋め込んだ指輪もありました。指輪なら肌身離さず身につけていられますからね。持ち主の気持ちを思うと切ないですね。
 
それから、よほど万華鏡が好きなお金持ちが作らせたのか?万華鏡がくっついている指輪(笑)
確かにこれならいつでも好きな時にささっと!万華鏡が見れる!?
 
あとは、魔よけとかハンコになっているのとか、時計になっているもの、永遠の愛を誓うデザインのものなど、いろいろあり、ビクトリア女王が家臣に配ったという女王陛下の肖像画の指輪も印象的でした。(自分の肖像画の指輪配るって、凄いですね。さすが女王陛下。)
 
 
ただただ宝飾品として美しく、うっとりするものも多く目を楽しませてくれました。
でも、こんなに綺麗な指輪が美術館に寄付されて今後は誰の指にもはめて貰える事は無いのかと思うと、それもなんだか指輪が可哀そうな気がしました。
 
指輪の歴史を目で見て学んで宝石の美しさを味わった後は、スカイツリーに向かいました。
 
バスの天井がガラスになっていて、空のそびえるスカイツリーが良く見えるように、写真が取りやすいように配慮されています
 
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スカイツリーではスカイツリー丼!を食べました
旅行の気分が盛り上がります
 
 
以上、橋本コレクション&スカイツリーのレポートでした。
 

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